Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を選ぶときにJackery1500 NewとJackery2000 Newのどっちにするか迷いました。
1500 Newで十分?でも2000 Newにしておけばよかったとなるのも嫌ですし…
実際、両方のスペックと価格をとことん調べてみたんですが、2000 Newが買いかな!という結果になりました。

というのも、価格を比べると、差額はだいたい5万円前後。
この5万円を払えば容量が約500Wh増えて、しかも毎日使っても10年は持つ。だったら2000 Newにしておく方が後悔しないというのが理由です。
このページでは、まず1500 Newと2000 Newがそれぞれどんな製品なのかを整理したうえで、他の比較記事ではあまり触れられていない「低温充電性能」と「サイクル1回あたりのコスト」という独自の目線も交えながら、なぜ2000 Newという結論に至ったのかを解説していきます。
我が家が比較してJackery2000 Newを選んだ理由
細かい比較の前に、まずは使い方に合わせた選び方から。
1500 Newがおすすめなのは…
できるだけ軽くて、価格も抑えたい!
一人暮らしや夫婦2人での防災・キャンプがメイン!

2000 Newがおすすめなのは…
家族3〜4人分の停電対策を本気で考えたい!
冷蔵庫や電子レンジも気にせず動かしたい!

どうしても決められないなら、我が家の選択を信じて2000 Newにしてもらっても大丈夫だと思います。
というのも、定価だけ見ると約9万円の差があってけっこう大きく感じるんですが、Jackeryはほぼ毎月セールをやっていて、セール時の実勢価格で比べると差額はだいたい5万円前後に縮まるんです。
その5万円で容量が5000増えて、しかも2000 Newも「毎日使っても10年」は使える計算なので、容量に余裕を持たせる方にお金をかける価値があるという判断です。
Jackery 1500 Newってどんな製品?

1500 Newを一言でいうと、「1000Whじゃ心配、でも2000Whは持ち運びがしんどい、そのちょうど真ん中を狙って作られたモデル」です。2025年11月発売の最新モデルで、1000〜1500Whクラスの中では最小・最軽量級というのが最大の特徴です。
容量は1,536Wh、定格出力は2,000W(瞬間最大4,000W)。
家庭用コンセントの上限(1,500W)を上回る出力なので、電子レンジとドライヤーを同時に使うような場面でも出力オーバーになりにくいとのこと。
重さは約14.5kg。同クラスの旧モデルJackery1500 Proと比べてサイズ約44%減、重量約15%減というかなりの軽量化を実現していて、女性でも片手で持ち上げやすいレベルになってます。
バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン(LFP)で、サイクル寿命は6,000回。毎日フル充放電したと仮定しても単純計算で約16年使える計算です。
AC充電は通常で約1.5時間、緊急充電モードなら最短1.3時間(80分)というスピードも魅力です。
Jackery 2000 Newってどんな製品?

Jackery2000 Newを一言でいうと、「Jackery1500 Newより大は小を兼ねる」タイプです。
容量は2,042Wh、定格出力は2,200W(瞬間最大4,400W)。1500 Newより容量・出力ともに一段上で、家族3〜4人分の停電対策や、冷蔵庫+照明+スマホ+ノートPCを同時に動かすような場面で余裕が出ます。
重さは17.9kg。2000Whクラスとしては最軽量級ですが、1500 Newと比べると約3.4kg重くなります。
これは「CTB(Cell To Body)テクノロジー」という、電池をパックという箱にまとめずに本体に直接収める最新技術のおかげで、同容量帯の旧モデルよりかなり軽くなっています。
バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン(LFP)で、サイクル寿命は4,000回。毎日使っても約10年は使える計算です。
AC充電は通常で約2時間、緊急充電モードなら最短1.7時間です。
Jackery 1500 Newと2000 Newのマニアックな比較
ここまでは公式スペックの整理ですが、せっかく両方を調べたので、ちょっとマニアックな視点での比較もしておきます。
視点①:低温での充電対応に、実はけっこう差がある

1500 Newと2000 Newを公式の取扱説明書ベースで比べていて、地味に見逃せない差を見つけました。充電できる温度の下限です。
1500 Newは公式の仕様でマイナス20℃まで充電に対応しています。2000 Newは公式の取扱説明書だと充電は0℃以上が必要で、0℃を下回ると充電が制限される可能性があると明記されています(放電は-10℃まで対応)。
| モデル | 充電対応温度 | 放電対応温度 |
|---|---|---|
| Jackery 1500 New | -20℃〜45℃ | -20℃〜45℃ |
| Jackery 2000 New | 0℃〜45℃ | -10℃〜45℃ |
普段は家の中で使う分には関係ない話ですが、冬キャンプや真冬の車中泊で車内に置いたまま充電したい場合、2000 Newだと気温が0℃を切ったタイミングで充電がうまくできない場合もあります。
1500 Newならその心配がかなり少ないです。
北海道や東北など冬の冷え込みが厳しい地域に住んでいる人、または真冬の車中泊やスキー・スノーボードでの利用を考えている人にとっては、容量の差より大事な判断材料になるかもしれません。
視点②:サイクル1回あたりのコストで計算してみた
容量・価格・サイクル寿命の3つの数字がそろっているので、「1回フル充放電するごとにいくらかかるのか」を計算してみました。これは単純に定価をサイクル数で割るだけです。
| モデル | 定価 | サイクル寿命 | サイクル1回あたりのコスト |
|---|---|---|---|
| Jackery 1500 New | 149,800円 | 6,000回 | 約24.9円/回 |
| Jackery 2000 New | 239,800円 | 4,000回 | 約59.9円/回 |
これで見ると、1500 Newの方がサイクル単価では圧倒的に優秀です。容量が大きい2000 Newの方がお得というイメージがあったのですが、サイクル数で割ると話が変わってきます。
でもなんでJackery2000 Newが買いという結論になったか
低温充電とサイクル単価でいうと1500 Newの方に分が良いポイントもあるとわかったうえで、それでも我が家が2000 Newを選んだ理由を3つ整理します。
セール時なら差額は5万円前後に縮まる
定価は1500 Newが149,800円、2000 Newが239,800円。単純に引くと約9万円差なので「やっぱり1500 Newでいいか…」と思いがちです。
ただ、Jackeryは年間で何度もセールをやっていて、セール価格で見ると差額は9万円ではなくなります。というのも1500 Newはセール時に7万円台後半〜8万円台、2000 Newはセール時に12万円前後で出ることが多いんです。
つまりタイミングを合わせて買えば、差額はだいたい4万円台後半〜5万円前後。9万円差だと思っていたのが、実際は5万円くらいの差で容量が大きく上がるモデルが買えるという話です。
容量が約500Wh増えて、家族分の停電対策に余裕が出る

1500 Newの容量は1,536Wh、2000 Newは2,042Wh。差にすると約506Wh、率にすると約33%増えます。
数字だけ見るとピンとこないかもしれませんが、停電時に一番気になる冷蔵庫(消費電力150W前後)で考えると、1500 Newが約10時間に対して2000 Newは約13〜14時間動かせる計算になります。
家族が3〜4人いる家庭だと、この差が「1日乗り切れるか、2日目に不安が出るか」の境目になりやすいんです。
サイクル寿命は1500 Newの方が長いけど、2000 Newも10年は十分に長持ち
ここも正直に書いておきたいポイントです。サイクル単価でも触れましたが、サイクル寿命だけ見ると、実は1500 Newの方が長いです。
1500 Newは毎日フル充放電したと仮定しても単純計算で約16年使える計算です。2000 Newは約10年。数字としては1500 Newの方が長持ちするのは間違いありません。
ただ、2000 Newの毎日使っても約10年という、防災備蓄として持っておく分には十分すぎる長さです。
Jackery 1500 Newと2000 New、スペック比較表
ここまでの話を踏まえて、主要スペックを一覧にまとめました。
| 気になるポイント | Jackery 1500 New | Jackery 2000 New |
|---|---|---|
| 容量 | 1,536Wh | 2,042Wh(約33%多い) |
| 定格出力 | 2,000W(瞬間最大4,000W) | 2,200W(瞬間最大4,400W) |
| 重さ | 約14.5kg | 約17.9kg(約3.4kg重い) |
| サイズ | 約330×221×242mm | 335×264×292mm |
| サイクル寿命 | 6,000回(毎日使っても約16年級) | 4,000回(毎日使っても約10年) |
| サイクル1回あたりのコスト(定価) | 約24.9円/回 | 約59.9円/回 |
| AC充電時間(通常) | 約1.5時間 | 約2時間 |
| 緊急充電モード | 約1.3時間(80分) | 最短1.7時間 |
| 充電対応温度 | -20℃〜45℃ | 0℃〜45℃ |
| 雷サージ保護 | 〇(最大3000V対応) | 記載なし |
| 定価(税込) | 149,800円 | 239,800円 |
| セール時の実勢価格目安 | 7万円台後半〜8万円台 | 12万円前後 |
容量と出力は2000 Newが上、重さ・価格・サイクル寿命・低温対応は1500 Newが上という、わかりやすいトレードオフになっています。
公式サイトでセール価格を確認しながら検討してみてください。
それでもJackery 1500 Newを選ぶべき場合は?
ここまで2000 New推しで話を進めてきましたが、1500 Newが正解になるケースも当然あります。
持ち運びの軽さを最優先したい人には1500 Newがおすすめです。

1500 Newの約14.5kgは2000Whクラスの中でも最小・最軽量級で、2000 Newより約3.4kg軽くなります。
まとめ:Jackery 1500 Newと2000 New、結局どっちを買う?

迷っているなら、我が家の結論は「セール時の差額5万円なら、2000 Newにしておく」です。
定価だと9万円差で大きく感じますが、セールのタイミングを狙えば差額は5万円前後まで縮まります。
そのうえで容量が約33%増え、定格出力も上がり、サイクル寿命も4,000回・10年級は確保できているので、2000 Newを選ぶ価値があります。
どちらも公式サイトから購入すれば5年保証がつくので、まずは現在のセール価格をチェックしてみてください。
